「定量分析」の方法 定量分析は三種類の方法があり、アスベストの含有が確認された検体の含有率を調査することができます。こちらも厚生労働省によって指定されており、「JIS A 1481-3」「JIS A 1481-4」「JIS A 1481-5」が該当します。 ①X線回折装置「JIS A 1481-3」 「JIS A 1481-3」は、X線回折装置を用いてアスベストの含有率を調査します。この含有率は「軽量線法」「基底標準吸収補正法」で求められます。 ②偏光顕微鏡、電子顕微鏡「JIS A 1481-4」 「JIS A 1481-4」は、偏光顕微鏡と電子顕微鏡を用いて、アスベストの含有率を調べる方法です。X線回折装置で対応できなかった天然鉱物の不純物として含有するアスベストについても定量分析を行うことができます。 ③X線回折装置「JIS A 1481-5」 「JIS A 1481-5」は2021年8月20日に制定された、X線回折装置を用いてアスベストの含有率を調査する方法です。「JIS A 1481-3」と大部分は変わりありません。 アスベストの含有率が
アスベストの分析方法は「定性分析」と「定量分析」があり、「建材アスベスト分析法」のJIS規格には、「定性分析」2種類、「定量分析」3種類が採用されています。どちらも名称は似ていますが、それぞれ異なる目的と手段をもっています。 「定性分析」:アスベストの有無を調査 「定量分析」:アスベストの含有率を調査 分析内容によって、アスベストの有無、アスベストがどの程度含まれているかなどを調べることができます。 「定性分析」の方法 定性分析には二種類の方法があります。アスベストの分析方法は厚生労働省によって指定されており、「JIS A 1481-1」「JIS A 1481-2」が該当します。 ①実体顕微鏡、偏光顕微鏡「JIS A 1481-1」 「JIS A 1481-1」は実体顕微鏡と偏光顕微鏡を用いて、アスベストの形態や色の変化等を観察し、アスベストの有無を調査します。 分析対象が層びなっている場合は、層ごとの分析が可能です。 ②X線回折装置、位相差・分散顕微鏡 「JIS A 1481-2」はX線回折装置と位相差・分散顕微鏡を用いてアスベストの種類と有