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アクチノライトアスベストとは?
アクチノライトアスベスト(Actinolite、緑閃石、陽起石)は角閃石族に属しており、 対応する非アスベスト鉱物は「アクチノライト」です。 アクチノライトアスベストは緑閃石とあるように緑色で、針のように鋭くとがっているのが特徴です。 耐熱・耐酸に優れていますが、実用化はされておらず、天然鉱物に不純物として含有されています。 通常の石綿分析では「トレモライトアスベスト/アクチノライトアスベスト」と記し、同じ石綿として扱ってよいとされていますが、各々の同定には精密化学分析が必要になります。 発がん性はそれほど高くはありませんが毒性はあると考えられているため、長期にわたって吸引してしまうことにより、肺がんなどの発症リスクを高める可能性はあります。
bunseki8
2024年12月1日
トレモライトアスベストとは?
トレモライトアスベスト(Tremolite、透閃石)は角閃石族に属するアスベストで、白色または灰がかった緑色の繊維状鉱物です。 対応する非アスベスト鉱物は「トレモライト」で、他の石綿やタルク、蛭石などの不純物として含有されています。 アンソフィライト同様、海外の資材に多く、日本ではあまり見かけることのないアスベストですが、吹付け石綿として一部に使用されていたようです。 形態は直線的で、アモサイトやクロシドライト同様、 針のように鋭くとがっているのが特徴です。 イタリア・ギリシャ・韓国・台湾等に鉱山がありました。 トレモライトは鉄の成分の割合が多くなると、アクチノライトに変わる連続固溶体です。 アスベスト分析では、トレモライトアスベスト/アクチノライトアスベストと表記し、 同じアスベストとして扱ってもよいとされています。
bunseki8
2024年10月15日


アスベスト分析:「定量分析」
「定量分析」の方法 定量分析は三種類の方法があり、アスベストの含有が確認された検体の含有率を調査することができます。こちらも厚生労働省によって指定されており、「JIS A 1481-3」「JIS A 1481-4」「JIS A 1481-5」が該当します。 ①X線回折装置「JIS A 1481-3」 「JIS A 1481-3」は、X線回折装置を用いてアスベストの含有率を調査します。この含有率は「軽量線法」「基底標準吸収補正法」で求められます。 ②偏光顕微鏡、電子顕微鏡「JIS A 1481-4」 「JIS A 1481-4」は、偏光顕微鏡と電子顕微鏡を用いて、アスベストの含有率を調べる方法です。X線回折装置で対応できなかった天然鉱物の不純物として含有するアスベストについても定量分析を行うことができます。 ③X線回折装置「JIS A 1481-5」 「JIS A 1481-5」は2021年8月20日に制定された、X線回折装置を用いてアスベストの含有率を調査する方法です。「JIS A 1481-3」と大部分は変わりありません。 アスベストの含有率が
bunseki8
2024年5月27日


アスベスト分析:「定性分析」
アスベストの分析方法は「定性分析」と「定量分析」があり、「建材アスベスト分析法」のJIS規格には、「定性分析」2種類、「定量分析」3種類が採用されています。どちらも名称は似ていますが、それぞれ異なる目的と手段をもっています。 「定性分析」:アスベストの有無を調査 「定量分析」:アスベストの含有率を調査 分析内容によって、アスベストの有無、アスベストがどの程度含まれているかなどを調べることができます。 「定性分析」の方法 定性分析には二種類の方法があります。アスベストの分析方法は厚生労働省によって指定されており、「JIS A 1481-1」「JIS A 1481-2」が該当します。 ①実体顕微鏡、偏光顕微鏡「JIS A 1481-1」 「JIS A 1481-1」は実体顕微鏡と偏光顕微鏡を用いて、アスベストの形態や色の変化等を観察し、アスベストの有無を調査します。 分析対象が層びなっている場合は、層ごとの分析が可能です。 ②X線回折装置、位相差・分散顕微鏡 「JIS A 1481-2」はX線回折装置と位相差・分散顕微鏡を用いてアスベストの種類と有
bunseki8
2024年5月13日


アスベスト分析ってなに?
石綿(アスベスト)は 加工しやすく、吸音や吸着性、引張強度に優れるとともに、電気絶縁性・耐火性・断熱性にも優れる素材として様々な場面で使用されていました。 主な使用用途として以下のような内容です。 ①鉄骨の耐火被覆材、機械室等の吸音・断熱材、屋根裏側や内壁などの結露防止材としての吹付け材 ②鉄骨の柱、梁等の耐火被覆成形板 ③天井等の吸音・断熱及び煙突の断熱としての断熱材 ④天井・壁・床の下地、化粧用内装材、天井板、外装材、屋根材等の成形板 そして、これら建材だけに留まらず接着剤の付きをよくする目的や塗材の耐久度を上げる目的などで接着剤や塗料に混ぜられたケースもあります。 すでに製造等が禁止されているアスベストですが、使用されていたのが昔であり、また様々な理由で使用されており、実際にどの建材に含有されているか不明瞭になっています。 従って、2006年(平成18年)9月1日より前の建物については解体や改修時に使用建材についての調査が義務付けられており、調査しても含有が不明な建材については含有分析を行う必要があります。
bunseki8
2024年4月29日


アスベストとは?
石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。 その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が吸入してしまうおそれがあります。 昔は「魔法の鉱物」「魔法の建材」とも言われており、加工しやすく、吸音や吸着性、引張強度に優れるとともに、電気絶縁性・耐火性・断熱性にも優れる素材でとして、ビル等の建築工事において使用されました。 また、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されました。 しかし、人が吸い込むと中皮種(悪性の腫瘍)という病気を発症し、多くの死傷者をだしたことで、現在では、原則として製造等が禁止されています。 その中でも日本で最も多く使用されたアスベストはクリソタイル(白石綿)という鉱物で、ほかにもクロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、アンソフィライト(直閃石綿)、トレモライト(透角閃石綿)、アクチノライト(陽起石綿)などがあります。
bunseki8
2024年4月15日


アスベスト分析センターオープン
2024年4月1日にアスベスト分析センターをオープンすることができました。 企画立案から約2年でのオープンとなりました。 紆余曲折ございましたがオープンできたのは協力いただきました皆様のおかげであることは間違いございません。 心より御礼申し上げます。これからも引き続きご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
bunseki8
2024年4月1日
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